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「虚貌」

雫井脩介氏の「虚貌」を読みました。
上下巻あったのですが、おもしろかったです。一気に読めました。

「顔というのは仮面にすぎない。」というのが全体的なメッセージだったように思います。
”私達は、普段「顔」にこだわりすぎている。
大事なのは、その人自身であり「内面」だ。内面が、その人を形作っている。”

本当にそうかもしれません。

内面が大事なんだ。顔は、目、鼻、口、耳などの機能の集合体でしかない。美醜は主観的なものだし。顔にこだわる人もいて、全くこだわらない人もいる。こだわらないのも、有り。それはそれでいい。内面だ。実際の美しさではなく、表情がその人の顔の印象を与えている。

「顔というのは仮面にすぎない。大事なのは内面だ。」というメッセージが強すぎて、自分を見る目、世の中を見る目が変わりそうです。

この物語の事件が岐阜県で起っていて、実家が犬山市(愛知県)と比較的近いし、また犠牲者、そして犯人が多分私の1歳上という年齢の近さからも感情移入がしやすい話だったのかも知れません。

とにかくインパクトの強い小説でした。あー、おもしろかった。
by seattleoutdoors | 2005-01-14 14:54 | 日記